2015年9月13日日曜日

新潟へ 1

こんにちは。

夏休みの終わり、大学の友人(沖縄のやちむんで働く彼女)に誘われ、新潟に住む同級生の家に遊びに行きました。1年前から彼女になんとなく誘われていて、私もいいね!と返事しつつも下の子と一緒の行動がどの位出来るか分からなかったので、ぎりぎりまで本当に実現できるのかしら??と思っておりました。
夏休みが始まり、新幹線のチケットやらレンタカーの予約連絡しているうちに、ジワジワと「もうすぐ行くのだ」と感じ始めておりました。

なにより今回はMAXトキに乗れる喜び。上野乗車です!なんと言っても2階建て!って。調べる前は一部2階建てと思ったら全車両2階建て!!座席指定も出来るので遠慮なく出口扉付近にしました。(下の子の動きが落ち着かないもので、、)
そして夏の新潟と言えば、「大地の芸術祭」越後妻有トリエンナーレです。偶然にも新潟に住む友人は大地の芸術祭会場となる十日町に近い所に住んでいたので、「友人訪問with越後妻有トリエンナーレ計画」です。
なんと大胆な♪1回目の大地の芸術祭の頃は私たちは大学生で、沖縄の彼女は芸術祭を影で支えるボランティア・こへび隊で活躍していました。私も記憶が曖昧ですが、彼女と違ってほんの数える程度でしたがお手伝いさせてもらったような、、、展示もその時に見せてもらった様な。まだ1年生で彼女の事を良く知らなかったけど、警戒心が強かったのはよく覚えています。でも任された仕事を一生懸命に取り組む没頭加減は凄かった。大学も一時期いなかった位。その位、活動的にしていたのを覚えています。

すっかり浦島太郎化してしまった大地の芸術祭の思い出。今回は子かいじゅう2匹を連れての展示なので、かなりゆったりとしたスケジュールで回る事にしました。ダダをこねられたら終了です。お互いに不機嫌になりますし。なので「いっぱいは回らないよ。余裕あったら増やしていいけどね。」としておけば、ここも行けなかった、あそこも行けなかったとならずに済みますので。

作品は美術館の様に館内だけにおさまっているだけでなく、車移動は必須で、次の見たい展示は隣町。など「距離と時間」を考えながら計画を進めていきます。1日5〜6箇所くらい見られれば御の字。と私は思っていたのですが、旦那さんも一緒に行く予定だったので「行きたい所メモに書いておいて」と言った所、30個くらい箇条書きされていて、さすがに「オイ!」と突っ込んでしまいました。

さぁ新潟旅の始まりです。
MAXトキがキターーー☆















のりもの写真集で見た事ある〜〜〜。お顔はスマートですが結構背が高くボックス感が強いです。
視線も駅の看板が同じ目線。背が高くなった気分です。














景色が新鮮すぎて、あっという間に越後湯沢駅に到着。兄弟若干ごたごたしましたが、大きなトラブルもなく約1時間半を満喫しました。旦那さんとは毎日顔を合わせておりますが、結局新幹線の中で地図を広げ、当日の現地スケジュールを決定!まぁ、直前でも決まればいいのです。

そしてほくほく線に乗り継ぎ十日町到着。
昼着だったのでへきそば(左)を、子はうどん(右)を美味しく頂き、いいスタートが切れました。
車での移動は私たち家族にとって新鮮で、テンションも上がり気味。天候も晴れたり曇ったりで良い感じです。
まずはジェーム・スタレル「光の館」
屋根部分が開放され、普段何気ない空の景色がまるで絵画の様に鮮明に見え、時間の流れがゆったり感じます。















続いて保科豊巳の「ぶなが池植物公園」へ。














階段を上ると木が立っています。階段から眺める景色は池と取り囲む緑。
言葉で伝わりにくいのですが、景色に包まれている感じ?でしょうか。目の前に広がる池も昔話に出てきそうな私のイメージする程良い大きさの池。
昔の本の主人公になった様な、なんとも不思議な感覚になりました。(あくまで私の主観で、すいません。汗)











小雨もふり始め、次なる目的地、イ・ブル「ドクターズハウス」











空家に展示しているので家の主はいないのですが、家主の存在を感じてしまう。そしてちょっと恐さもあるような。
















いい緊張感の元、作品を見ていたのですが、作品を見る前にふらっとおじいちゃんが「おう、お兄ちゃんもってけ、弟もな」と両手にお菓子を握らせてもらい、作品終わりにも大きなかぼちゃを持たせてくれました。近所のおじいちゃんのようで。や、優しい。新潟の方の温かさと触れ合いながら。

つづく

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