こんにちは。
お元気でしょうか。まだ暑さが粘っています。
もう9月半ばだというのに。頑張るな〜。
さて時代はさかのぼり私の高校時代にはまったのはレトロなものでした。
ん?中学生かな?制服に身を包む様になってでしょうか。
なんでかレトロを眺めているだけで楽しい。心弾む。
休日は下北沢に友人とよく足を運んでいたものでした。
お金もないのでお店を眺めたりボロボロの古着買ったり。
あの頃(90年代)の下北は店に入店しても店員さんは無言で会計の値段発表の時位しか声は聞けず、お客側はいい緊張感を持って店に挑んだものでした。
明らかに子供入店不可みたいなお高い商品ばかりならんだ古道具屋さんなどありましたが、度胸試しかのごとく中を覗かせて頂きました。
今は重厚感のある薄暗い古い物を扱った店はことごとく閉店していき下北沢自体足を運ぶ回数も減ってきてしまいました。(下北沢が若者の街である事は確かですが。)
今となってはレトロ欲はおさまりつつありますが、古い絵本とかは俄然ひいきしてみちゃいます。あの頃の重みのあるイラストが好きだったりするんですが。
児童館の本コーナーとかにある昔ながらのカビ臭い本とかあったりすると無駄に借りて、子と一緒に楽しんでいます。名作的なものは何版も刷られて定番として置いてあるものの、名作扱いされないと追い出されてしまうのかな。なるべく昔のまま所蔵して置いてくださるとありがたいです。
大人(私)はこっそり楽しんでいます。
漫画の貸出しもあったりして「ワンピース」はまだ読んだ事がなかったので早速1巻を読み始めたら、
半分くらいして危うく涙が溢れ出しそうになりました。危なっっい!!
なので読み進めるの止めました。あれは外で読むものじゃないと。
「100万回生きたねこ」も表紙は知っていたものの中身はよく知らなくって、
大学生時代ふと本屋で立ち読みしたら、ボロボローと涙が出ました。自分が気づく前に。
涙腺が弱いんでしょうか??
子は寝る前、本を読むのが好きらしく劇的睡魔に襲われない限り「本読んで〜」と来ます。
実家に帰った時以前私が読んでいた本棚から選んだのが、
「ほくは くまのままでいたかったのに」イエルク・シュタイナー作
きっと母からプレゼントとして貰ったんですが、絵が、シュールで、、
嫌いでした。でも何故か保存してありました。
読み返してみると、淡々とした口調で物事が進みストーンと幕が閉じられる様なラスト。
奥歯をギリッと噛み締めた様な後味。
夜に読んでいいんでしょうか。
でもこの位えぐられるのも好きです。
「どこいったん?」ジョン・クラッセン作
も、なかなか「え?!」で終わります。
ちょっとモヤッとする絵本たち。
記憶に残る。
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